八幡朝見神社へ初詣

家内安全・交通安全・新車祓い・厄除け・病気平癒・身上安全・安産など数多くのご利益を授けてもらえる歴史ある神社で、多くの市民や観光客がここへ祈願に訪れています。また、別府らしく温泉の神様としても知られており、「別府温泉まつり」の、開会奉告祭と温泉神社神輿の御神幸祭を執り行われています。お正月には大勢の市民がここに初詣で参拝に訪れます。その様子をお知らせいたします。

元日の初日の出を拝んで初詣に行きます。この日は、あいにくの雪もようで寒い日となりました。


鶴見岳の山頂には、この寒さを象徴するように白く積雪が見られます。

長い石畳の表参道を神社に向かって歩きます。


立派な鳥居がでんと構える、八幡朝見神社に到着しました。

表参道の階段を登ると、二本のスギの巨木が仲良く(見えます)並んで空へと伸びています。まるで寄り添うようにしているその様子から、「夫婦杉」と呼ばれています。


この二本のスギの間をを二人で通り抜けると、二人はめでたく結ばれるという言い伝えがありますぞ!!

不治の病の父親が孝行息子の萬太郎が汲んできた朝見の清水を飲むと、たちまち全快したという伝説の萬太郎清水。いかなる干ばつにも涸れることなく、長雨にも濁らず、常に湧きつづける御神水だそうです。そのお水を有り難く飲ませていただき、手を清めて境内に向かいました。


境内は欝蒼とした緑の杜のようです。そのなかでもひときわ見事な御神木「大くすの木」が拝殿の横に境内を覆いかぶさるように立っています。樹齢1000年を越えているとのことですが、葉は緑濃く、生き生きした木の幹が枝を力強く支える威風堂々とした古木です。胸高幹囲11m樹高30m。県天然記念物に指定されています。


雪が舞うなか参拝者が本殿のお賽銭箱に向かってお金を投げ入れ、手を合わせて「御利益がありますように!」とお願いしています。

大勢の参拝客に交じって参拝を終え、おみくじを買いました。大吉でした。雪が降ってとても寒いので、焚き火にあたってしばらく動けませんでした。

境内から別府の街の景色が眺められました。帰りには温かいものでも買い求めようと階段を下りて行きました。

新しい年がいい年でありますようにと神様に鎮守をお願いして、朝見神社を後にしました。

駐車場に向かう道はモミジの木が欝蒼と茂っています。 秋の紅葉シーズンはとてもきれいな通り道になることでしょうね。

帰る途中の石畳の道で、こんな瓢箪の形をした石を見つけました。 ハッピーな年になるかも?


以上が八幡朝見神社へ初詣の紹介でした。