別府市美術館

訪れてみてビックリ!そこは別府のお宝がぎっしり詰まった民俗資料館というか、博物館みたいな美術館でした。こんな素晴らしいところだとは知らなかったナー!観光客のの方はもちろん、別府市民の方も是非、是非、訪れてほしいスポットです。
ところがです!この美術館は平成28年6月30日をもって休館になりました。

そして、平成29年10月12日(木)に、旧大分県立社会教育総合センター(旧ニューライフプラザ)に移転開館しました。別府ビーコンプラザ前です。下の記事内容は旧美術館の説明です。

上人ヶ浜公園で散歩中、玄関に古代のお墓のようなめらしい石碑があったので眺めさせてもらって、ついつい、美術館に入館してしまいました。

ところが入館料がたったの100円。やすっ!あまりにも安いので、大丈夫かいなと思いつつ奥に入って行きました。広いロビーは、窓から別府湾の美しい景色が眺められます。この美術館の周りは上人ヶ浜公園の松林と砂浜です。素晴らしい環境です。

常設コーナーに入ると、かなりの数の絵画が展示されています。それもかなり有名な画家の作品が並んでいて、すごい価値のある絵画だと思われます。1階から2階にかけて、見ごたえのあるたくさんの絵画が並んでいました。「スゴイなー」と思わず口から出ていました。

大分県内の著名な画家の作品です。すばらしい!

2階から1階が吹き抜けになっていて、下の階にも何か面白そうな物が並べられています。好きな人が見たら、ぞくぞくするようなものばかりです。

こちらのコーナーには、明治、大正、昭和にかけての別府市の街の様子などを写した、たくさんの写真が展示されていました。素晴らしい資料の数々です。年配の市民がこれを見たら、懐かしい子供のころや若いころを思い出して、ノスタルジックな気分になってしまうことでしょう。

こちらのコーナーには古代から江戸時代にかけての貨幣が大量に展示されています。江戸時代の大判、小判など実物が惜しげもなく並べていました。また、珍しい独楽や見たことのある独楽の歴史もわかるようにたくさんのコマが展示されていました。

地元の著名な作家の絵画や書、竹製品、漫画などが集められています。

この「民族・民具」のコーナーには、あっと驚くものばかりです。農業や林業などの、昔の古い道具が所狭しと展示されています。よくぞ、こんなにたくさん集められたなと感心する骨董価値のある生活用具ばかりです。

国際観光都市別府の産みの親と言われる油屋熊八さんの、右腕というほどの名コンビ凡平さんの大きな写真と、有名な「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」と書いた記念碑を富士山に立てた当時の衣服などが展示されています。


明礬温泉の湯の花小屋も展示されています。


別府市にお住まいの皆様、この美術館がこんなに素晴しいと知っていましたか? このサイトでの説明が、拙い写真と案内文なのでピンと来ないかもしれません。まだ一度もここへ訪れたことのない方は、是非とも足を運んでみてください。気の毒になるほど安い料金の入館料ですが、一度では鑑賞しきれないほどの量を展示している美術館です。館内は美術館といっても気取りのない気軽に楽しめる雰囲気ですから。

※別府市美術館の新しい場所です。

以上が別府市美術館の紹介でした。